住宅における将来設計
住宅における将来設計

不動産でよく耳にする住宅診断とは

住宅診断とは、既存の住宅の痛み具合を調査するものです。

地震に対する耐震性を調査する耐震診断とは異なり、劣化の具合や今後住み続けられるかどうかを調査するものです。

住宅診断とは、新築一辺倒の日本の住宅供給の現状を改め、中古住宅市場を活性化する目的で設けられた制度です。

実際の診断は、建築士が行い、決められた項目について調査が行われます。

既存住宅を購入し、リフォームして使おうとした場合は、住宅診断をうけることが勧められます。

既存住宅は外側の目で見える部分しか把握できません。

床下点検口や天井点検口から覗き見ることにより、内部の構造躯体を見ることができます。

住宅の劣化を完璧に調べるためには、建物の仕上げをすべてはがして見なければなりません。

しかし、そのコストは大きくなるため、必要と思われる箇所に限定した調査が行われます。