

マンションの魅力は、鉄骨鉄筋の強固で安心の建物に手ごろな維持費で暮らし、有人警備や物件によってはコンシェルジュサービスなどの充実したサービスを享受できることですが、それは一戸建てと違って複数の住人が費用を分担することで実現しています。
そのため、マンションのエントランスや廊下などの共有部分は住人全体の共有財産で、利用は管理組合で定めた管理規則に則って行います。
マンションリフォームの場合、施工業者がエントランスや廊下などの共用部分を利用するので管理組合への事前届け出が必要です。
また、室内でも建物全体の強度を構成する柱や壁に変更を加えるリフォームを許可なく行うことはできません。
そこで、マンションのリフォームを決めたら初めにするべきことは管理規約と図面の確認です。
ところで、札幌は言うまでもなく北海道の寒冷地ですが、寒い地方ほど気密性が優れていたり暖房設備が充実していたりするなど、室内では意外と薄着でも快適です。
リフォームやリノベーションで見た目にこだわろうとすると、建築デザイナーを指名したり、人づてに施工業者の紹介を受けたりすることもありますが、札幌の場合は地元の気候や住宅設備に慣れた地元の業者が安心です。
マンションの管理組合への連絡など、きめ細かい対応をするためにも、距離が離れている業者はコミュニケーション不足による不測のトラブルも懸念されるので地元業者を優先に、それでも指定したい業者がある場合はち密なスケジュール調整が大切です。